
こんにちは。歯科医院 院長の悩みや歯科医院業務についてのデンタルカウンセラー『キコ』です。
歯科医院では、患者さんだけでなく、さまざまな来客の方々が訪れますよね。薬品会社の方や、歯科材料店の方、そして院長先生のお知り合いの方など。来客への対応は、歯科医院の印象を左右する大切な要素です。でも、どのように対応すればいいか迷ってしまうこともあるのではないでしょうか?今日は、来客対応のマナーについて、詳しくお話ししていきますね。
来客への基本的な接し方
まず、来客への基本的な接し方についてお話しします。
- 笑顔で挨拶:来客が入ってきたら、まず笑顔で「こんにちは」と挨拶しましょう。
- 名前と用件の確認:「失礼でございますが、どちら様でしょうか」と丁寧に尋ねます。
- 名刺の受け取り:名刺を差し出された場合は、両手で丁寧に受け取りましょう。
- 名刺の確認:「○○様でいらっしゃいますね」と名前を読み上げて確認します。
- 院長への取り次ぎ:「少々お待ちくださいませ」と言って、院長に確認します。
これらの基本的な対応を心がけることで、来客に好印象を与えることができますよ。
名刺の受け取り方のコツ
名刺の受け取り方には、ちょっとしたコツがあります。
- 右手のひらで受け取り、左手を軽く添える
- 胸の高さで受け取る
- 名刺を受け取った後、すぐに手を下ろさない
また、名前の読み方がわからない場合は、「失礼ですが、お名前は何とお読みすればよろしいでしょうか」と丁寧に尋ねましょう。
院長への取り次ぎ方
院長への取り次ぎ方も重要なポイントです。
- 名刺を見せながら:「失礼します。○○様がお見えです。いかがいたしましょうか」
- 院長が不在の場合:「申し訳ございません。院長はあいにく外出しておりまして、○時ごろ戻る予定でございます。」
- 院長が会えない場合:「たいへん申し訳ございません。院長は治療中で手が離せないようです。」
状況に応じて適切な対応を心がけましょう。
お茶やお菓子の出し方
来客をもてなす際のお茶やお菓子の出し方にも、マナーがあります。
- ノックをして部屋に入る
- サイドテーブルにお盆を置く
- お客様の正面に両手でお茶を出す
- お菓子がある場合は、先にお菓子を出す
- お客様のほうから先に出す
これらのマナーを守ることで、より丁寧なおもてなしができますよ。
お辞儀のしかた
最後に、お辞儀のしかたについてお話しします。状況に応じて、会釈、敬礼、最敬礼を使い分けましょう。
- 会釈:15度の角度で、廊下ですれ違ったときなど
- 敬礼:30度の角度で、患者さんに直接応対するときなど
- 最敬礼:45度の角度で、深くお詫びや感謝を伝えるときなど
お辞儀の角度や視線の位置にも気を付けると、より礼儀正しい印象を与えられます。
いかがでしたか?来客対応のマナーは、一朝一夕では身につきませんが、日々の積み重ねが大切です。これらのポイントを意識しながら、スタッフの皆さんで練習してみてくださいね。歯科医院全体のイメージアップにつながりますよ。
皆さんの歯科医院が、患者さんだけでなく来客の方々にも愛される素敵な場所になりますように。応援しています!
歯科医院 院長の悩みや歯科医院業務についてのデンタルカウンセラー『キコ』は、院長先生の診療方針や悩みを伺いながら、スタッフ教育を行い、院長先生の理想の診療に近づくお手伝いをしています。60分無料相談もありますので、お気軽にお問合せ下さい。