良い例・悪い例で学べる、歯科医院の電話応対&受付トーク集

① 電話応対トーク例マニュアル

1. 電話の基本ルール

・3コール以内に出る
・明るくゆっくり話す
・笑顔で話す(声に表れるため)
・必ず復唱する


2. 基本の電話の出方

●良い例
「おはようございます。〇〇歯科医院で△△でございます。」時間帯により、挨拶は変える    「こんにちは。〇〇歯科医院で△△でございます。」…10:00~                      「こんばんは。〇〇歯科医院で△△でございます。」…17:00~

●悪い例
「はい、〇〇歯科です。」
(事務的で冷たい印象)


3. 初診予約の電話

●良い例
「初めてのご連絡ありがとうございます。ご予約のご希望日や時間帯はございますか?」

●悪い例
「いつ来られますか?」
(上から聞こえる)


4. 再診予約の電話

●良い例
「〇〇様ですね。本日はどのようなご用件でしょうか?」

●悪い例
「お名前は?」
(無機質な印象)


5. 痛みがある患者さん

●良い例
「それはお辛いですね。できるだけ早くご案内できるお時間をお探しいたしますね。」

●悪い例
「今日は無理です。」
(冷たく突き放す印象)


6. 予約変更の電話

●良い例
「ご連絡ありがとうございます。〇月〇日のご予約を変更ですね。承知いたしました。」

●悪い例
「変更ですか?」
(ぶっきらぼう)


7. キャンセルの電話

●良い例
「ご丁寧にご連絡ありがとうございます。またご都合のよろしい日にお待ちしております。」

●悪い例
「キャンセルですか…。」
(不満が伝わる)


8. 保険証確認のお願い

●良い例
「受診診の際は、マイナンバーカード(保険証)のご持参をお願いいたします。」

●悪い例
「マイナンバーカード(保険証)持ってきてください。」
(命令口調)


9. 電話を切るとき

●良い例
「ご連絡ありがとうございます。お気をつけてお越しくださいませ。失礼いたします。」

●悪い例
「はい、じゃあ。」
(雑な印象)


② クレーム対応フレーズ集

1. クレーム時の基本姿勢

・まず共感
・すぐ否定しない
・事実確認は後
・声を落としてゆっくり話す


2. 待ち時間のクレーム

●良い例
「お待たせしてしまい申し訳ございません。ただいま順番にご案内しております。」       「お待たせしてしまい申し訳ございません。あと〇分くらいでご案内できそうですが、お時間大丈夫でしょうか。」

●悪い例
「混んでますので。」
(突き放した印象)


3. 痛みが取れないと言われた場合

●良い例
「ご不安なお気持ちにさせてしまい申し訳ございません。すぐに先生に確認いたします、少々お待ちください。」

●悪い例
「先生の判断ですので。」
(責任転嫁に聞こえる)


4. スタッフの対応への指摘

●良い例
「ご不快な思いをさせてしまい、申し訳ございません。貴重なご意見として院内で共有いたします。」

●悪い例
「そんなことはないと思います。」
(否定はNG)


5. 治療費が高いと言われた場合

●良い例
「ご説明が十分でなく申し訳ございません。改めて詳しくご説明させていただきますね。」

●悪い例
「決まりですので。」
(冷たい印象)


6. クレーム対応で絶対NGな言葉

・「でも」
・「普通は」
・「みなさんそうです」

患者さんの気持ちを否定する言葉は避けます。


③ 受付での声かけテンプレート

1. 来院時の第一声

●良い例
「おはようございます。お待ちしておりました。」                       「こんにちは、その後、お痛みはいかがですか?」など患者様に合った声掛けを変える

●悪い例
「マイナンバー(保険証)ありますか?」
(挨拶なしは印象が悪い)


2. 保険証を預かるとき

●良い例
「診察券をお預かりいたしますね。ありがとうございます。」

●悪い例
「診察券お願いします。」
(事務的)


3. 待合で待ってもらうとき

●良い例
「少々お待ちくださいませ。順番にご案内いたします。」

●悪い例
「座って待ってください。」
(命令口調)


4. 診療室へ案内するとき

●良い例
「〇〇様、お待たせいたしました。こちらへどうぞ。」

●悪い例
「〇〇さん、どうぞ。」
(丁寧さ不足)


5. 会計時の声かけ

●良い例
「本日の治療費は〇〇円でございます。」                          「お大事になさってください。」                              

●悪い例
「今日は〇〇円です」                                    「今日は終わりです。」
(冷たい)


6. 次回予約を取るとき

●良い例
「次回のご予約はいかがなさいますか?」

●悪い例
「次はいつ来れますか?」
(上からの印象)


7. お見送りの言葉

●良い例
「お気をつけてお帰りください。」

●悪い例
「ありがとうございましたー。」
(語尾を伸ばすのは軽い印象)


まとめ

このマニュアルの目的は、
「誰が対応しても安心できる医院」にすることです。

言葉は医院の印象を決めます。
統一された優しい言葉は、患者さんの安心につながります。

新人スタッフには
「丸暗記してから、自分の言葉にしていく」
という使い方をおすすめいたします。歯科医院 院長の悩みや歯科医院業務についてのデンタルカウンセラー『キコ』は、院長先生の診療方針や悩みを伺いながら、スタッフ教育を行い、院長先生の理想の診療に近づくお手伝いをしています。60分無料相談もありますので、お気軽にお問合せ下さい。

プロフィール
キコ

歯科医院 院長の悩みや歯科医院業務についてのデンタルカウンセラー『キコ』です。歯科医院で『受付』,『歯科助手』,『デンタルマネージャー』,『経理』として27年以上勤務。今までの経験を活かし、経営に関することから業務の改善までカウンセリングしながら解決策を提案、一緒に解決していきます。まずは、どんな悩みでもご相談ください。

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